トミナガでは2019年3月にガーメントプリンタを導入し、布製品への印刷サービスを開始いたしました。

トミナガでは、従来の紙印刷・加工製品以外にもアクリル素材などの印刷・加工製品を製作しておりますが、このたびのガーメントプリンタ導入により「Ｔシャツ」や「トートバッグ」などの布製品への印刷が可能になりました。過去においては、Ｔシャツなどの衣類印刷はシルク印刷が支流でしたが、最近ではインクジェットの性能が向上し、プリンタによる製品の量産化が実現しました。

インクジェット印刷方式は、シルク印刷に用いられる高価な「刷版」を必要としないため、データを作成するだけで印刷が可能になり、小ロットから単価を抑えた製品の製作が可能です。そのため、ロットを気にせず、多品種化をはかることができます。

ガーメントプリンタのインクは水性顔料を用いており、インク乾燥は170度の熱処理によって行われます。そのため、化繊には適しておらずコットン100％の素材に限られますが、プリントＴシャツ業界では、綿素材のものが支流であり、自然由来のコットンは古くから親しまれてきたことからも、時代のニーズに合った素材といえます。

みなさま、どうかトミナガの新しい印刷サービスを是非ご活用ください。